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カテゴリ:法律・社会科学・心理・教育(41/84)
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タイトル: 多文化児童の未来をひらく ―国内外の母語教育支援の現場から
著者: 松田 陽子、野津 隆志、落合 知子 書店:
学術研究出版
カテゴリー: 法律・社会科学・心理・教育
ページ数: 182
サイズ: A5
書籍形式
出版本
1,100円
本の要約
海外から日本に移動してきた子どもたちをはじめ、複数の言語・文化環境にある子どもたちやその家族にとって、言語問題は毎日の差し迫った大きな課題である。生活や学習に必要な日本語習得だけでなく、家庭での親子間でのコミュニケーションのために母語(継承語)と日本語のどちらのことばを家庭で使うべきなのか、日本語力を伸ばすためには、母語は使ってはいけないのか、家族や祖国とのつながりの意識をどうやって深められるのか、など、数多くの不安や悩みに直面している。
本書は、注目されやすい日本語習得の課題の陰にあって、公的には光が当てられにくい母語の問題を考えるものである。母語を育てることは、非常に複雑な様相を含み、幼児期から学齢期、青年期にわたって、子どもたちの成長にさまざまな影響を及ぼす課題である。そして、母語学習は、本人の努力だけでは伸張できないものであり、どのような学習支援や、社会環境作りをしていくかを考えていかなければならない。そして、子どもたちが自身の言語・文化資源を失うことなく、個人の資質を十分に発揮し、グローバルな社会で活躍できる人材に育つことは、本人や家族だけでなく、日本社会にとっても有用なことであると考える。
そこで、母語と日本語のバイリンガル育成について、どんな課題があり、どのような研究がされていて、どういう対応をすべきなのかを考える基礎的な理解を深めるための第一歩として、筆者らが行ってきた母語・継承語学習に関する国内外の教育現場の調査・実践研究等の一部を、一般読者に読みやすいように書き直し、また新たな論考を加え、刊行するものである。
著者のプロフィール
乾 美紀(いぬい みき)
兵庫県立大学環境人間学部准教授。神戸大学大学院国際協力研究科でラオスの少数民族の教育問題を研究し、博士号を取得。現在、ラオスに教育支援を行う学生国際協力団体「CHISE」の顧問や外国人の子どものための学習支援NPO「こうべ子どもにこにこ会」の運営委員を務めている。
落合 知子(おちあい ともこ)
神戸大学国際人間科学部准教授。青年海外協力隊員、ケニア、東南アジアの教育支援に従事した後、神戸大学大学院国際協力研究科で博士号取得。日本国内の多文化児童の表現活動、アイデンティティ支援、母語教育支援等に関する研究と活動に携わり、現在、神戸市内の小学校のベトナム語母語教室の運営支援にもあたっている。
北山 夏季(きたやま なつき)
関東国際高等学校教員。NGOのベトナム語母語教室の講師や兵庫県教育委員会母語支援事業でもベトナム語講師を務め、10年間ベトナム系児童生徒にベトナム語教育を行なってきた。現在は日本語を母語とする高校生を相手にベトナム語を教えている。
久保田 真弓(くぼた まゆみ)
関西大学総合情報学部教授。青年海外協力隊で理数科教師としてガーナへ。インディアナ大学スピーチ・コミュニケーション研究科にてPh.D取得。専門は、コミュニケーション論、非言語コミュニケーション。「経験」「教育」「ICT活用」に着目した学習環境デザインについて研究をしている。
中山 尚子(なかやま しょうこ)
国立大学法人事務職員。神戸大学国際協力研究科修士課程在籍中、様々な国の文化をもつ子ども達の言葉とアイデンティティの問題や日本における外国人児童生徒への教育に関する研究を実施した。
野津 隆志(のつ たかし)
筑波大学大学院修了(教育学博士)。タイでの日本語教師を経て、兵庫県立大学経済学部教授。タイを中心としたアジアの教育を調査研究している。『タイにおける外国人児童の教育と人権―グローバル教育支援ネットワークの課題』 ブックウェイ 2014年、等の著作がある。
松田 陽子(まつだ ようこ)
兵庫県立大学総合教育機構特任教授・名誉教授。大阪大学文学博士(社会言語学)。オーストラリアの大学で日本語教育に従事した後、オーストラリアの言語教育政策、日本での複言語環境にある児童の母語教育問題等について研究。『多文化社会オーストラリアの言語教育政策』ひつじ書房 (2009)、等の著作がある。
関連サイト 「多文化な子どもの学び~母語を育む活動から~」
http://education-motherlanguage.weebly.com
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