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カテゴリ:法律・社会科学・心理・教育(30/38)

知的障害者雇用において特例子会社に期待される役割 : 楠田 弥恵 | BookWay書店 学術研究出版





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タイトル: 知的障害者雇用において特例子会社に期待される役割

著者: 楠田 弥恵  書店: BookWay書店 学術研究出版 

カテゴリー: 法律・社会科学・心理・教育
ページ数: 220
サイズ: A5

電子書籍 対応機器: pcipadiphoneandroid
形式: ActiBook
特記: Android対応機種

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本の要約

従来、自身の労働によって自立生活を行うというより、むしろ社会福祉によってその生活を支えられていると考えられていた知的障害者は、ノーマライゼーションをはじめとする社会の考え方の進展や自身の能力開発により、働くことを通してより多くの可能性を切り開きつつある。知的障害者は、通学通勤やまたプライベートな生活においても、次第に社会のなかに溶け込み、家族を中心とした生活空間から、より広い世界へその活動範囲を広げようとしている。

しかしながら、知的障害者が労働によって得ている平均収入はあまりに低く、自立生活にはおよそ足りない金額に留まっている。その低収入の最大の理由は、知的障害者の就労先の多くが福祉的事業所であり、最低賃金法の適用されないケースが多いことによる。なぜ、知的障害者は最低賃金に満たない収入しか得られないであろう福祉的事業所に就労するのであろうか。一般企業からの雇用が不足しているからなのか。あるいは、知的障害者への配慮が行き届いた福祉的事業所の方が安心だからなのだろうか。

本書は、この疑問を、実際のデータおよび先行調査の結果を踏まえながら解明し、その解決策のひとつとして「特例子会社制度」を提示している。同制度のもつ本質的機能および現状を分析し、「特例子会社制度」の活用によって得られる知的障害者の労働環境の改善および今後の課題、またさらなる可能性の伸長について多角的に論じている。

著者のプロフィール

1977年 慶應義塾大学経済学部卒業。会社員生活の後、渡米。インディアナ大学ジャーナリズム学科大学院留学(non-degree)を経て、ビジネスの世界に戻る。
現在オリエントサービス株式会社代表取締役。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
2009年放送大学大学院文化科学研究科入学。30年近くを経て再び大学院に復帰し、経営者と大学院生の兼任生活を始める。2011年同研究科を修了。修士(学術)。
2012年横浜市立大学都市社会文化研究科博士後期課程入学。2016年博士後期課程修了。
博士論文「知的障害者雇用において特例子会社に期待される役割」。博士(学術)。

横浜市立大学都市社会文化研究科 客員研究員。横浜市立大学 非常勤講師。
研究分野:社会的企業、企業の社会的責任(CSR),ダイバーシティ、労働市場。
趣味はカヤック、俳句、短歌、連句。