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カテゴリ:自然科学一般(20/29)

太陽光発電が地球を救う : 中村 和広 | BookWay書店 学術研究出版





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タイトル: 太陽光発電が地球を救う

著者: 中村 和広  書店: BookWay書店 学術研究出版 

カテゴリー: 自然科学一般
ページ数: 96
サイズ: 106×173

書籍形式








 


本の要約

はじめに

太陽光発電や太陽電池については、もはや知らない人はいないと思います。資源枯渇の心配のない太陽光というエネルギー源から電気を生み出す太陽電池は、クリーンで廃棄物を出さないため、次世代の発電に最適です。再生可能エネルギー、または、自然エネルギーと呼ばれるものの中で、最も実用性が高く優れているものが、太陽光エネルギーなのです。

この事実を誰もが認めているにもかかわらず、なかなか普及が進まないのには、理由があります。誤解もあります。それを解説するのが本書の大きな役割です。太陽電池の動作原理や材料物性などの半導体や固体物理の専門的な話ではなく、一般的かつ常識的なものの考え方を提示するような、分かりやすい内容にしました。

どうしてもお伝えしたい厳選したものを除いて、図表やデータは敢えて省略しました。巻末の参考文献などにデータはたくさん紹介されていますし、なにより読者の皆さん自身に、最新のニュース報道に敏感になっていただきたいからです。それらを読んだり聞いたりする際の考え方を示すことが本書の目的なのです。
肩の力を抜いて、気楽に読んでいただければと思います。

2016年1月
兵庫の自宅で妻と子ども達に支えられながら
中村和広

著者のプロフィール

京都大学博士(工学)
ライフ&ネイチャー研究所所長

1970年生まれ
1993年京都大学工学部卒業
1995年京都大学大学院工学研究科修士課程修了
2001年京都大学大学院工学研究科(電子物性工学専攻)博士後期課程修了

1998年より私立大学にて、太陽電池用材料に関する薄膜堆積および物性評価の教授研究に従事。