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カテゴリ:文芸(小説・エッセイ・評論)(162/180)

脱サラ医師の釣行記 : 倉田 彰 | BookWay書店





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タイトル: 脱サラ医師の釣行記

著者: 倉田 彰  書店: BookWay書店 

カテゴリー: 文芸(小説・エッセイ・評論)
ページ数: 128
サイズ: B6

特記:

電子書籍(1,100円)は BookWay コンテン堂店 でお買い求めください。

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本の要約

2013年5月6日、家族からの強い希望もあり、念願であった開業にこぎつけた。

子供たちから、いつになったら開業するの、ある時は、また先を超されたねと言われ続けててきたことが、背中を押してくれたことは間違いない。大学病院での勤務医としての30年余りに踏ん切りをつけられたのはそんなわけである。今後はNo Fishing, No Lifeの生活をまっとうし、常にリフレシュし続けることで、その元気を地域の患者さん達に還元できたらと思います。当院の特徴は、皆各部門の精鋭がそろっていること、気の合った小生の昔からの仕事仲間で構成していることです。皆、プロフェッショナルの意識にたけ、高いモチベーションをもつ精鋭ですが、皆、気が良いスタッフばかりですので、気兼ねなく何でもご相談下さい。病気のことばかりでなく、魚釣りのことでも結構ですので何なりとどうぞ。魚釣りは小生の釣りチームKFC (Kurata Fishing Club)が担当です。ケンタッキーフライドチキンではありませんので、くれぐれも、間違いのないように。

おかげさまで、開業後好きな釣りにも今まで以上に、数多く行けるようになりました。この1年間の釣行記、お読みいただければ幸いです。

著者のプロフィール

倉田 彰(くらた あきら)

平成元年4月より平成2年3月までカリフォルニア大学ロサンジェルス校 (UCLA) に客員講師として留学し、 Guido Guglielmiとともに、現在世界で一般的な治療となった脳動脈瘤塞栓用プラチナコイルGDCの開発に従事(J Neurosurg 75: 1-7, 1991)しました。

当時の放射線科教授、フェルナンド・ビヌエラにイタリアのフェラーリと日本の本田が協力すれば画期的な物が生まれるだろうと、おだてられたのが始まりでした。電気離脱式プラチナコイル開発の際に使用したブタswineでの実験用脳動脈瘤モデルの作成は、論文となっていますので興味のある方に紹介します。(35. Guglielmi G, Massoud CJT, Kurata A, Lownie SP, Vinuela F, Robert J.: Experimental saccular aneurysms II. A new model in swine. Neuroradiology 36:547-550, 1996)

脳動脈瘤の治療は、開頭クリッピング術のみの時代から、このプラチナコイルを用いた塞栓術という新しい、侵襲の少ない治療法にとって代わりつつある現状ですが、開発当時はそんな事になろうとは夢にも思わなかったのが本音である。

グイドーとともにこのプラチナコイルの開発から携わり、今全世界でこのコイルを用いた治療が一般化し数多くの患者さんを助けることになったことは、我が人生悔いのないところである。あとは、幻の巨大トラウトを釣り上げることが残された課題である。

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