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地域福祉における社会資源の再検討 暮らしを守る支え合いから、新たな地平へ : 大井 智香子 | 学術研究出版





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タイトル: 地域福祉における社会資源の再検討 暮らしを守る支え合いから、新たな地平へ

著者: 大井 智香子  書店: 学術研究出版 

カテゴリー: 社会科学一般
ページ数: 218ページ
サイズ: A5

特記: ISBN:978-4911843031

書籍形式








 


本の要約

制度やサービスだけが、社会資源なのか。本書は、戦後の社会福祉法制度における社会資源概念の変遷をたどり、生活者である住民がそれぞれの土地で育み、受け継いできた生活文化やつながり、知恵や工夫を、地域福祉を支える社会資源として捉え直す。合併により広域化した山間地の社会福祉協議会、過疎地域の社協ボランティアセンター、台風被災地における災害救援ボランティアセンターの設置・運営、中山間地における高齢者の生活とコミュニティの持続、外国籍住民集住地域における地縁組織とアソシエーション型組織の協働、住民組織化としてのファンドレイジング――岐阜県・三重県を主なフィールドとする20余年の実証研究のうち、既発表の単著7編を収録した。住民の支え合いを公的サービスの補完にとどめず、地域の課題に気づき、考え、決断し、必要な活動や仕組みをつくり出す自治の実践として捉える。巻末には、生成AIを新たな社会資源として生かす可能性と課題を論じた随想を収めた。変化する時代における社会資源開発と地域福祉のあり方を問い直し、その先に開ける「新たな地平」を展望する一冊である。

著者のプロフィール

大井智香子(おおい・ちかこ)
皇學館大学現代日本社会学部現代日本社会学科准教授。日本福祉大学大学院社会福祉学研究科福祉マネジメント専攻修士課程修了、修士(福祉マネジメント)。同大学院福祉社会開発研究科社会福祉学専攻博士課程単位取得満期退学。社会福祉士、准認定ファンドレイザー。岐阜県社会福祉協議会勤務後、相談支援の実務や福祉人材の養成・研修に携わり、中部学院大学短期大学部講師・准教授を経て、2017年より現職。専門は社会福祉学(地域福祉)。岐阜県・三重県を中心に、山間地・過疎地域、災害被災地、外国籍住民集住地域等でフィールドワークを重ね、社会資源、住民主体の福祉のまちづくり、ファンドレイジング等を研究するとともに、県・市町の地域福祉計画・地域福祉活動計画の策定に委員・委員長等として携わる。主な著書に『人口減少時代の生活支援論』(分担執筆、ミネルヴァ書房、2024年)。近年は、福祉相談における生成AIの活用可能性と実装上の課題、それに伴うAIリテラシーに関する研究に取り組んでいる。