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カテゴリ:法律・社会科学・心理・教育(93/95)

造形遊びの再布置化に向けて メタ・アート思考が開く基礎教育課程 : 永守 基樹 | 学術研究出版





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タイトル: 造形遊びの再布置化に向けて メタ・アート思考が開く基礎教育課程

著者: 永守 基樹  書店: 学術研究出版 

カテゴリー: 法律・社会科学・心理・教育
ページ数: 392ページ
サイズ: A5

特記: ISBN:978-4911449806

書籍形式








 


本の要約

本書は図画工作科の内容「造形遊び」を多様に深く批評し、教育課程に再布置化する提言であり、同時に造形遊び論の枠を超えて次世代美術教育の構想を提案します。「造形遊びは基礎教育である」と主張され、同時にその「閉ざされ」を共同体と文化に開く必要性が説かれ、教育課程の次世代ビジョンへの筋道が探求されます。そのビジョンの鍵語として「メタ・アート思考」なる概念を著者は示し、創造的で批評的なコミュニケーション実践が美術教育の基軸とされます。造形遊びは「プレ・コミュニケーション」の学びとして位置づけられ、世界との感覚的出会いから、コミュニケーションへと志向する本来のダイナミズムが期待されることになります。造形遊び論を通じて美術を学ぶことの基礎と全体を考えるための書となっています。

章構成
1. 造形遊びの登場とその前史 2.「造形遊び」登場からの半世紀に見る問題群 3.「遊び」を解きほぐす 4.「子ども」を解きほぐす 5. アートと教育の政治化のなかで美術教育を構想する 6. 身体感覚に閉ざされた造形遊びをコミュニケーションへと開くために 7. 造形遊びの再布置化のかたちを基礎造形教育の系譜から探る 8. 同時代美術と美術教育の照応 9. 造形遊びをめぐる「過去・現在・未来」 10. 造形遊びの再布置化を構想するために

著者のプロフィール

永守 基樹(ながもり もとき)
1953年 東京都生 兵庫県在住
大阪教育大学大学院 教育学研究科修士課程 美術教育専攻デザイン講座 修了
佐賀大学講師、同助教授。和歌山大学助教授、同教授。
2019年より和歌山大学名誉教授。

主な著作
『美術教育の展望と課題』(花篤實監修,共編著,建帛社,2000)
『緑色の太陽 ―表現による学校新生のシナリオ―』(宮脇理監修,分担執筆,国土社,2000)
『ルソーの時 インタラクティヴィティの美学』(分担執筆,日本文教出版,2003)
『美術教育ハンドブック』(神林恒道・ふじえみつる監修,共編著,三元社,2018)
『美術教育学叢書1 美術教育学の現在から』(責任編集,分担執筆,学術出版,2018)

主宰研究会ジャーナル
『造形教育学実践研究会報告』(佐賀大学美術・工芸科教育学研究室刊)
vol.1「視覚と表面」(1988) vol.2「色彩とカオス」(1991)
『matrix 基礎造形教育学研究』(基礎造形教育学研究会刊)
No.1(1996) No.2(2000) No.3(2002/英文) No.4(2002) No.5(2007)
『美術教育実践研究』(和歌山大学美術科教育学研究室・和歌山大学美術教育研究会刊)
No.1(2012) No.2(2017)