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カテゴリ：法律・社会科学・心理・教育(28/89)
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スヌーズレンの基本的な理解　マーテンス博士の講演「世界のスヌーズレン」第2版 : 姉崎 弘 | 学術研究出版





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タイトル: スヌーズレンの基本的な理解　マーテンス博士の講演「世界のスヌーズレン」第2版

著者: 姉崎 弘　 書店: 学術研究出版　

カテゴリー: 法律・社会科学・心理・教育
ページ数: 56ページ
サイズ: A5

特記: ISBN：978-4911449561

書籍形式








 


本の要約

本書は、2012年に、世界のスヌーズレン研究の第一人者であるドイツ・フンボルト大学教授のクリスタ・マーテンス博士を日本に招聘して行われた講演「スヌーズレンの基本的な理解―『世界のスヌーズレン』―」の内容を文章に起こしたものである。講演の最後の参加者からの質問とマーテンス博士の回答も載せている。巻末には編著者による解説も掲載されていて、本書の理解をさらに深めることができる。
本書の第1版は2012年に出版されたが、スヌーズレンの初学者にも、スヌーズレンの内容が大変わかりやすく読者の好評を博したため、今回第2版を出版することにした。今日、世界ではスヌーズレンが、光や音、香りなどを用いた心地よい空間をつくることから、MSE(Multisensory Environment : 多重感覚環境)とも呼ばれ、世界各国で活用されている。
本書を通じて、スヌーズレンの基本的な理解が深まり、各学校や施設、病院、個人宅などで、スヌーズレンが障がい者や心理的・精神的な課題を抱える健常者、乳幼児から高齢者に至るまでの全ての人々の生活の質の向上、レジャーやレクリエーション、さらに教育やセラピーとしても活用され、人々の健康や幸福感を高め、社会全体の福祉の向上に資することを願っている。

著者のプロフィール

2012年 三重大学教育学部特別支援教育講座教授・同大学院教育学研究科教授併任。
2025年現在、ISNA日本スヌーズレン-MSE研究・資格認定協会理事長およびISNA日本スヌーズレン総合研究所終身名誉会長、九州女子大学人間科学部児童・幼児教育学科教授
1994年に、当時肢体不自由養護学校に勤務し仲間の教師と一緒に光と音楽を活用し、生徒の気持ちに共感する、いわゆるスヌーズレン授業をすでに開始していた。2003年三重大学にてスヌーズレンの研究を開始し、2008年に文部省から、ドイツ・フンボルト大学リハビリテーション科学研究所のマーテンス博士の研究室へ客員研究員として派遣された。ドイツなどのヨーロッパ各国のスヌーズレン施設のある学校や施設等を数多く訪問する。
2012年、国際スヌーズレン協会 (ISNA) 日本支部・全日本スヌーズレン研究会を設立。
同国際スヌーズレン協会日本支部長。
2012年〜2014年に、ISNA-MSEのInternational Board(国際役員)に就任。
2013年と2014年にマーテンス博士を日本に招聘して、わが国初のスヌーズレンの国際資格セミナー(12日間)を開催する。
2014年、マーテンス博士から、「国際スヌーズレン専門支援士」の資格を授与される。その後研鑽を積み、2025年5月「国際スヌーズレン専門支援士スーパーバイザー」資格の認定を受ける。

ISNA日本スヌーズレン-MSE研究・資格認定協会のホームページ(2025年8月)
https://snoezelen-mse.research-qualification.jp/

◆主な著書・監訳書
『スヌーズレンの基本的な理解(第2版)―マーテンス博士の講演「世界のスヌーズレン」―』(編著,学術研究出版,2025)
『スヌーズレンの基礎理論と実際―心を癒す多重感覚環境の世界―(第2版復刻版)』(監訳,大学教育出版,2015)
『スヌーズレンの理論と実践方法―スヌーズレン実践入門―』(監修,大学教育出版,2019年)
『特別支援教育―インクルーシブな共生社会をめざして―(第4版)』(単著,大学教育出版,2017)
『特別支援教育とインクルーシブ教育―これからのわが国の教育のあり方を問う―』(単著,ナカニシヤ出版,2011)
『新教育課程に基づく特別支援学級の新しい授業づくり』(編著,明治図書,2011)
『保・幼・小・中・高校における発達障害のある子を支援する教育』(単著,ナカニシヤ出版,2009)
『特別支援学校における重度・重複障害児の教育　第4版』(単著,大学教育出版,2019)

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