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カテゴリ:法律・社会科学・心理・教育(20/84)

やりたい事が無い人こそホワイトへ行こう 文系の「学び」と就活 : 木下 浩一 | 学術研究出版





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タイトル: やりたい事が無い人こそホワイトへ行こう 文系の「学び」と就活

著者: 木下 浩一  書店: 学術研究出版 

カテゴリー: 法律・社会科学・心理・教育
ページ数: 212ページ
サイズ: 新書判

特記: ISBN:978-4911449066

書籍形式








 


本の要約

▼大学生をはじめとした若者の多くは、実は「やりたいこと」がありません。特に文系の学生は顕著です。
▼現実の社会では度々「やりたいこと」を訊かれます。学生は「やりたいこと」が無いにも拘らず、有るように装わなければなりません。
▼しかし本当に、学生のうちに「やりたいこと」がなければならないのでしょうか。

▼本書では、ホワイト企業に入り、組織内で「やりたいこと」を見つけることをオススメします。ホワイト企業であれば、そのようなキャリア・プランが可能です。
▼具体的には、メーカーを中心としたB2B企業です。それらの企業は、多くの理系人材を採用します。文系は入社後、理系と協働することになります。
▼ホワイト企業で理系と協働する際に必要になるのは、高度な国語力です。大学時代に、日本語の四技能(聞く/話す/読む/書く)を磨き上げる必要があります。

▼もっとも有効なのは、卒業論文です。大学における「学び」のすべては、卒業論文の執筆を前提にデザインされています。卒業論文は、最大の「指針」です。

▼日本社会を動かしているのは、文系人材です。高い日本語力が有れば、特別な資格など必要ありません。
▼文系大学でしっかりと学び、ホワイト企業を目指しましょう。

著者のプロフィール

木下 浩一(きのした こういち)
1967年、兵庫県生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。
京都大学博士(教育学)。
現在、立教大学社会学部メディア社会学科・特任准教授。
専門は、メディア史、ジャーナリズム論、歴史社会学。
1990〜2012年、朝日放送(株)番組プロデューサー・ディレクター、映像エンジニア。
2012〜2020年、桃山学院大学、大阪成蹊大学等で非常勤講師。就活関連指導、多数。
2020〜2025年、帝京大学文学部社会学科・専任講師。

【書籍】
単著『新聞記者とニュースルーム:150年の闘いと、妥協』新聞通信調査会、2024年.
単著『テレビから学んだ時代:商業教育局のクイズ・洋画・ニュースショー』世界思想社、2021年.

【論文】
■「戦後日本のニュースルームにおける整理記者のルーチンの歴史的変化と文脈:日本新聞協会発行の業界誌を手がかりに」『社会情報学』2024年13巻1号、2024年6月、19-35頁.
■「ジャニーズ性加害問題にみる日本のジャーナリズムの陥穽」『帝京社会学』37号、2024年3月、157-173頁.
■「初期テレビ放送における「遊び」:職業上のルーチンからの逸脱」『日本歴史』2024年1月、101-106頁.
■「『新聞研究』誌にみる「写真記者」の歴史的変化:日本におけるニュースルームの社会史に向けて」『メディア研究』第103巻、2023年、173-192頁.
■「ニュースルームの社会史の試み:戦後日本の経済記者を対象に」『京都メディア史研究年報』九号、2023年4月、11-36頁.
■「ニュースルームの社会史:戦後日本の政治記者を事例に」『帝京社会学』36号、2023年3月、95-112頁.
■「英ジャーナリズム教育学会の研究動向」『帝京社会学』35号、2022年3月、117-143頁.
■「ジャーナリズム教育とジャーナリスト教育の課題」『京都メディア史研究年報』七号、2021年4月、125-154頁.
■「教育テレビ不要論にみる大衆の幻想と排除の論理」『現代思想』2021年4月号、196-203頁.
■「テレビにおけるソフトニュースの原型:1960年代の日本教育テレビのニュースショー」『社会情報学』8巻2号、2019年、125-141頁.
■「初期テレビ放送における翻訳規範」『日本コミュニケーション研究』48巻1号、2019年、29-48頁.
■「日本教育テレビにおける番組種別の読み替えと種別の量的変化」『京都大学大学院教育学研究科紀要』65号、2019年、219-231頁.
■「民放ネットワークを通じた放送規制の間接的影響︰クイズ番組による関西からの情報発信」『社会情報学』7巻1号、2018年、19-35頁.
<他7本>