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カテゴリ:法律・社会科学・心理・教育(21/76)

アートベース・リサーチがひらく教育の実践と理論 ABRから始まる探究(1)高等教育編 : 笠原広一・小松佳代子・生井亮司(編) | 学術研究出版





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タイトル: アートベース・リサーチがひらく教育の実践と理論 ABRから始まる探究(1)高等教育編

著者: 笠原広一・小松佳代子・生井亮司(編)  書店: 学術研究出版 

カテゴリー: 法律・社会科学・心理・教育
ページ数: 250ページ
サイズ: A5サイズ

特記: ISBN:978-4910733296

書籍形式








 


本の要約

アートベース・リサーチ(Arts-based Research: ABR)の可能性とは何か。本書はシリーズ「ABRから始まる探究」の「(1)高等教育編」として、教員養成系大学と美術デザイン大学および大学院での研究、制作、教育実践を詳述し、ABRが拓くアートとリサーチと教育の可能性を探究した論考集である。
はじめに
〈第1部 理論編〉
第2章 アートベース・リサーチによる芸術教育研究の可能性
    ―成立の背景と歴史および国内外の研究動向の概況から(Ver. 2)
    (笠原広一)
第2章 Arts-Based Researchの由来
    (小松佳代子)
第3章 「現代社会」における美術教育の位置付けとABR(ABR, ABER, a/r/t含む)の可能性
    ―理論/実践のあわいを考える―
    (茂木一司)
第4章 美術制作と哲学とABRの交差する地点から美術教育を考える
    (生井亮司)
第5章 美術教育における知識創造と探究
    ―エリオット・W・アイスナーの二つの論文を中心に―
    (池田吏志)
第6章 芸術に基づく探究型学習試論
    (手塚千尋)
第7章 方法論としての発展と屈折そして継続
    ―海外でのABRに関する理論化と現状と今後の方向性―
    (森本 謙)
〈第2部 実践編〉
第8章 歩き、語り、表し、考え、そしてまた歩く
―東京学芸大学・教員養成におけるアートベースの探究/探求の実践―
    (笠原広一)
第9章 美術系大学院におけるABRの実践
    (小松佳代子)
第10章 広島大学での取り組み
    ―小学校教員養成課程におけるABRの可能性と課題―
(池田吏志・会田憧夢)
第11章 美術科教員養成課程におけるABR
    ―ウォーキング・アートグラフィーによる学びの生成の探求―
  (佐藤真帆)
第12章 視覚障害児の美術教育と ABR・ABER・A/r/tography の可能性
    ―杭州師範大学と中国美術学院との実践と東京学芸大学でのワークショップから―
(胡 俊・丁佳楠・笠原広一)
第13章 武蔵野大学でのABRの実践
    ―世界と向き合う態度の涵養―
    (生井亮司)
第14章 保育者養成におけるアートベースの探究実践の学習
    (笠原広一)
〈往復書簡〉
第15章 まとめにかえて―編者による往復書簡―
    (笠原広一・小松佳代子・生井亮司)
おわりに

著者のプロフィール

笠原広一
東京学芸大学准教授。Arts-based Research,A/r/tographyの実践研究に取り組む。『子どものワークショップと体験理解―感性的視点からの実践研究のアプローチ』(単著,九州大学出版会),『アートグラフィー―芸術家/研究者/教育者として生きる探求の技法』(編著,学術研究出版)他。
小松佳代子
長岡造形大学教授。専門は教育哲学,美術教育学。美術家の制作実践の視点からArts-Based Research(ABR)の研究に取り組む。『美術教育の可能性:作品制作と芸術的省察』(編著, 勁草書房),『アートベース・リサーチの可能性:制作・研究・教育をつなぐ』(編著, 勁草書房)他。
茂木一司
跡見学園女子大学教授。「生きることがアート」という意味で,アートを基盤にした共生社会構築を目指す,インクルーシブアート教育の実践と研究に取り組む。『協同と表現のワークショップ』(代表編者, 東信堂),『視覚障害のためのインクルーシブアート学習 : 基礎理論と教材開発』(代表編著,ジアース教育新社)他。
生井亮司
武蔵野大学教授。専門は美術教育学,教育哲学,彫刻制作。美術制作,美術教育の意味を哲学的に探究し,ABRの実践的・理論的研究に取り組む。『美術と教育のあいだ』(共著,東京芸術大学出版会),「ART=Research展」(小山市立車屋美術館)他。
池田吏志
広島大学大学院准教授。アートと障害の交点を研究領域とし,研究と実践を通じて障害のある人達のエンパワーメントと共生社会の実現を目指す。『重度・重複障害児の造形活動―QOLを高める指導理論』(単著,ジアース教育新社)他。

手塚千尋
明治学院大学准教授。専門は美術科教育・学習環境デザイン。美術教育の「協同的な学び」を学習科学の視点から研究している。『教育発達学の展開 : 幼小接続・連携へのアプローチ』(分担,風間書房),『色彩ワークショップ 』(共編著,日本色研事業) 他。
森本 謙
ブリティッシュ・コロンビア大学カリキュラム・教育学科博士課程在籍。芸術教育,芸術に基づく教育研究,美的経験,教育哲学が専門。日常経験における非日常的出来事に対する関心と探究心が教育にもたらす可能性についてアートグラフィーを通して探求している。
佐藤真帆
千葉大学准教授。美術教育が専門で,工作・工芸教育,伝統・文化,文化遺産教育,教師教育,ものづくり学習の研究に取り組む。
胡 俊(フ・ジュン)
杭州師範大学美術学院美術学科学科長・准教授。同大学A/r/tography研究院院長, InSEAアジア地区理事長・世界理事。2020年教育学教授学会優秀著作賞(米国)受賞,全米美術教育協会「NAEA美術教育評価白書」など国際的に活躍中。
丁 佳楠(テイ・カナン)
杭州師範大学美術教育専攻修了,東京学芸大学大学院修士課程次世代日本型教育システム研究開発専攻在学中。
会田憧夢
今治市立清水小学校教諭。広島大学大学院博士前期課程修了。修士論文では小学校図画工作科における試行錯誤の自己評価について研究した。