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カテゴリ:芸術・芸能・語学(31/61)

復刻集成 宮脇 理の世界 ミライへの造形教育思考 アーキビストの目線で視る : 宮脇 理(監修・資料提供)、佐藤昌彦(編集)、川邉耕一(表紙絵・章扉絵)





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タイトル: 復刻集成 宮脇 理の世界 ミライへの造形教育思考 アーキビストの目線で視る

著者: 宮脇 理(監修・資料提供)、佐藤昌彦(編集)、川邉耕一(表紙絵・章扉絵) 

カテゴリー: 芸術・芸能・語学
ページ数: 456ページ
サイズ: A5

書籍形式








 


本の要約

本書は,芸術教育学,とりわけ工芸教育分野において,研究と教育に専心され,国内外の教育に多大な影響を与えられている宮脇 理先生(博士:芸術学,Independent Scholar,元・筑波大学大学院教授,1929-)の工作・工芸教育の歴史と今後へ向けての提言に関する著作集です。
宮脇先生は,博士論文を著書としてまとめた『工藝による教育の研究』(建帛社,1993)をはじめとして,『感性による教育』(国土社,1988),〈訳書〉ハーバート・リード著『芸術による教育』(フィルムアート社,2001)など,数多くの専門書や大学のテキストを出版されています。それらの内容の特徴は,過去・現在・未来を俯瞰し,科学・技術・芸術を連動させた提言を含むところにあります。本書においては,そうした宮脇先生の多数の著書の中から,工作・工芸教育の歴史と提言に関する論考を復刻して一冊にまとめました。
では,なぜ本書を上梓するのでしょうか。それはものをつくるという行為にかかわる教育の未来像を描くために,宮脇先生の工作・工芸教育の歴史と提言に関する資料集をつくりたいと考えたからです。ものにかかわる教育の未来像に着目した最も大きな理由は,2011(平成23)年3月の東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所事故にあります。本書の初版発行年である2022(令和4)年は,原発事故から11年目にあたりますが,長期避難生活,風評被害,帰還困難区域,原発処理水,放射性廃棄物の最終処分場など,多くの問題が未解決のままです。廃炉作業も続いています。
原発は人間がつくったものです。ものをつくることにかかわってこれから何を大切に考えて子どもの前に立てばいいのでしょうか。その問いに答えるための著作集として本書を上梓しました。

著者のプロフィール

【監修・資料提供】
宮脇 理(みやわき おさむ)
1929(昭和4)年東京都生まれ
北海道学芸大学(現・教育大)を起点として,文部科学省教科調査官,岡山大学教授,横浜国立大学教授,筑波大学芸術学系教授,佐賀大学教授,美術科教育学会代表理事,上海・華東師範大学顧問教授,アモイ・厦門大学客座教授などを務めた。東京教育大学卒業。学位論文に基づく博士(芸術学)
◯「瑞宝中綬章」受章(2016年11月)
◯主な著書・訳書
・ハーバート・リード『芸術による教育』宮脇 理・直江俊雄・岩崎清共訳,フィルムアート社,2001.
・宮脇 理『工藝による教育の研究』建帛社,1993.

【編集】
佐藤昌彦(さとう まさひこ)
1955(昭和30)年福島県生まれ
北海道教育大学名誉教授,福島学院大学教授,北海道教育大学附属札幌中学校・校長(2012年4月-2016年3月),博士(学校教育学)〈兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科,2016年〉
◯主な著書・訳書
・佐藤昌彦『次世代ものづくり教育研究』学術研究出版/ブックウエイ,2019.
・佐藤昌彦著・抄訳,宮脇 理解説『ものづくり教育再考―戦後(1945年以降)ものづくり教育の点描とチャールズ・A・ベネット著作の抄訳―』学術研究出版,2018.

【表紙絵・章扉絵】
川邉耕一(かわべ こういち)
1963(昭和 38)和歌山県生まれ
1986 九州産業大学芸術学部美術学科油絵専攻卒業【ブロンズ賞,卒業制作買い上げ賞,学長賞】,1988 筑波大学大学院修士課程芸術研究科美術専攻修了,1989 国立カールスルーエ美術大学(ドイツ)留学
1997-98 ホルベインスカラシップ奨学生,2002-03 文化庁派遣芸術家在外研究員(U.S.A.ペンシルベニア大学大学院),2008 平成19年度和歌山県【きのくに芸術新人賞】,2010平成22年度大桑文化奨励賞/公益財団法人大桑教育文化振興財団・和歌山