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そのままの心で、ともにいる力 対人援助を学ぶ前に読む本 : 藤田益伸、永浦 拡 | BookWay書店





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タイトル: そのままの心で、ともにいる力 対人援助を学ぶ前に読む本

著者: 藤田益伸、永浦 拡  書店: BookWay書店 

カテゴリー: その他のジャンル
ページ数: 244ページ
サイズ: 四六判

書籍形式








 


本の要約

本書は対人援助職を志す人を対象に、対人援助の理念を具体的な体験を省察しながら噛み砕き、読者が「対人援助職のあり方、態度はこういうものなんだ」とわかることを目指しました。
著者らは介護・地域福祉(社会福祉士)・スクールカウンセラー(公認心理師)での現場経験を背景に持つ教員です。自らの経験と理論を関連させながら、自立支援、共感、受容、自己覚知といったキーワードの持つ意味を深く掘り下げています。
国家試験のために言葉自体は暗記している人も多いでしょうが、言葉の持つ意味やその背景を掘り下げることで、対人援助職の確固たる土台ができ、様々な困難があっても柔軟に対応できる力が身につくでしょう。自分自身の強さや弱さ、良い面や悪い面を直視して、清濁併せ呑むことができる力、唯一の正解がみつからない曖昧な状況の中でも自分を見失わない力、大学では学ぶことが少ない「裏」の話を中心に平易な文章でまとめてみました。

著者のプロフィール

藤田 益伸(ふじた よしのぶ)
岡山大学大学院社会文化科学研究科修了。博士(文化科学)。
特別養護老人ホーム、小規模多機能型居宅介護で介護職、生活相談員として働く。その後、NPO法人において認知症ケア、第三者評価、医療・介護連携等の地域福祉の実践研究に携わる。
現神戸医療福祉大学准教授、日本ホスピス・在宅ケア研究会理事・編集長、社会と災害文化研究所理事。
著書・論文に、『居宅介護と変容する家族像をさぐる 「ホームホスピス」への取り組みを手がかりとして』(北海道大学出版会:共編著)・『教育・福祉関係者のための児童虐待と障害者虐待 基礎編』(ジアース教育新社:分担執筆)など。

永浦 拡(ながうら ひろむ)
兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科博士後期課程修了。博士(学校教育学)。
博士後期課程在学中の2011年より、主に小・中・高等学校のカウンセラーとして従事する。児童生徒および保護者への相談業務のほか、ストレスマネジメント理論に基づいた心の健康を促進するための心理教育プログラムの研究および実践に携わる。
現神戸医療福祉大学人間社会学部准教授。
著書・論文に、『ストレスマネジメント理論による心とからだの教育相談ツール集(あいり出版;分担執筆)』、「学校教育で活用するための子どものストレス反応尺度作成の試み. ストレスマネジメント研究, 10(2):121-132)など。