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カテゴリ:文芸(詩・短歌・俳句)(25/30)

清沢桂太郎詩集 若き日の悩み : 清沢 桂太郎 | BookWay書店





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タイトル: 清沢桂太郎詩集 若き日の悩み

著者: 清沢 桂太郎  書店: BookWay書店 

カテゴリー: 文芸(詩・短歌・俳句)
ページ数: 152
サイズ: A5

特記:

電子書籍(990円)は BookWay コンテン堂店 でお買い求めください。

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本の要約

私は中学生の頃から、仏教やキリスト教などの宗教に強い関心を持っていました。私が中学生から高校生の頃まで、図書館で借りたり、書店で購入して読む本は、人生論などの哲学書と、生物か化学の本でした。小説は一冊も読んだことがありませんでした。私が読む生物の本は、どこか哲学的なものを求めていました。例えば、どのようにして生命がこの地球上に存在するようになったのかというような哲学的な側面を色濃く有する生命の起源や、生命の起源に近いとされる化学細菌に関する本でした。化学の本は実験に関する本で、自宅でもアルコールランプなどを購入して、実験なども行いました。したがいまして、本詩集も文学としての詩というよりも、詩形式を採った人生論であり、生物学であり、化学であり、自然科学の入門書であるかも知れません。

著者のプロフィール

清沢桂太郎(Keitaro Kiyosawa)

1941年 千葉県市川市に生まれる
1960年 市川高等学校(市川学園)卒業
1961年 大阪大学理学部生物学科入学
1965年 大阪大学理学部生物学科卒業  楠本賞を受賞する
1969年 大阪大学大学院理学研究科生理コース博士課程中退 理学博士 
1969年―2005年 大阪大学大学院基礎工学研究科、及び生命機能研究科に勤務
植物細胞生理学・植物生理学・生物物理化学・溶液化学を研究

所属   関西詩人協会  日本詩人クラブ  溶液化学研究会

既刊詩集
第一詩集 『シリウスよりも』(2012年 竹林館)        
第二詩集 『泥に咲く花』 (2013年 竹林館)
第三詩集 『大阪のおじいちゃん』 (2014年 竹林館)
第四詩集 『ある民主主義的な研究室の中で』 (2014年 竹林館)
第五詩集 『風に散る花』 (2015年 竹林館)
第六詩集 『臭皮袋の私』 (2016年 書肆侃侃房)
第七詩集 『宇宙の片隅から』 (2016年 書肆侃侃房)
第八詩集 『浜までは』 (2019年 BookWay)
第九詩集 『道に咲く花』 (2019年 BookWay)     
第十詩集 『若き日の悩み』 (2021年 BookWay)
第十一詩集 『生きる ―独創的な研究者を目指して』 (2022年 学術研究出版、BookWay)
第十二詩集 『八十歳を越えて』(2023年 学術研究出版、BookWay)

自然科学書 『細胞膜の界面化学』 (2020年 学術研究出版、BookWay)
      『溶液化学と物理化学から見た新しい生物学とその周辺の課題』(2022年 学術研究出版、BookWay)

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皆さんは、詩に関心を持っておられるし、詩を書いている方も多くおられると思います。ところで、詩とは何なのでしょうか。詩にも歴史があります。皆さんは、その詩の歴史の中の現代に生きておられます。そういう意味において、現在皆さんが目にする詩は、現代詩の一部です。しかし、その現代詩は、読んでも何を言おうとしているのかがよく分らないし、マンネリ化していると思いませんか。この辺で、詩の新しい可能性を追求してみようとは思われませんか。最近、大学や高校でも、文・理融合ということが言われています。私は高校生の頃、国語の先生から「君は理系だネ」と言われました。しかし、何故か詩が書きたかったのです。私は、大学は理学部に進学しました。理学部に進学した私が書く詩は、いつの間にか大筋においては、文・理融合の詩の一つの試みになっていると思います。本書は、それらの詩集の一冊です。

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