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カテゴリ:芸術・芸能・語学(37/65)

日本語学習者のための日本古典入門 : 菊地 真 | 学術研究出版





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タイトル: 日本語学習者のための日本古典入門

著者: 菊地 真  書店: 学術研究出版 

カテゴリー: 芸術・芸能・語学
ページ数: 340
サイズ: B5


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本の要約

この書は、日本語を外国語として学ぶ人が、効率的に最低限の日本古典文法を習得し、古典読解に必要な知識を楽しく学べ、古典学習を通じて日本語の表現力を伸ばせるよう、企画、執筆、編集された教科書です。
古典は達意の日本語表現ができるようになるために学ぶものです。日本古典は日本語学習者が「日本文を創る」ための最善の教材なのです。日本古典を学ぶ学習者は単なる物知りのために日本古典を学んでも意味はありません。日本語表現の向上のために学ぶという意識を鮮明に持ってほしいと思います。
この書は大きく三部に分かれています。第一部古典読解篇では、明治に書かれた文語文から、仮名の使われ始めた古今和歌集までの、各時代を代表する古典を選び、現代語訳と注釈を付けました。すべての章に作文課題がついています。この課題を考えるヒントとして、様々な文化の古典を紹介しています。
第二部は文法・語彙篇です。これは辞書をひきながら古典文を読解できるために最低限必要な文法と古典文によく出る語彙の解説をしています。この篇のもう一つの目的は、海外における日本古典文法の公的試験に必要な知識を習得することです。そこで中国における八級考試11年分の全古典文法問題を収録し解説しました。
第三部は古典知識の解説です。学習者がいくら文法をでき、古典文を現代日本語あるいは母国語に置き換えることができても、それだけで内容がわかるわけではありません。古典の中の世界は何百年も前の社会ですから、現代社会とは違うのです。上級日本語学習者であれば、すでに日本文化講座として日本史を学んでいることが多いと思います。しかしその知識が必ずしも古典文読解に十分でありません。学習者は日本文化特論として、この篇を利用していただいても有効でしょう。各章末に確認問題も用意しました。
この書が日本語を外国語として学ぶユーザーの日本語表現力向上に役立つことを確信しています。

著者のプロフィール

菊地真(きくち・まこと)

1959年東京都に生まれる。
早稲田大学文学部・北京理工大学外国語学部を経て、現在、カイロ大学文学部教授(外国籍)。平安文学専攻。文学博士(早稲田大学)。

主要著書:
『天神さまの起源』(2000年 共編)
『招き猫の宮』(2004年 共著)
『全釈日蔵夢記』(2019年)