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カテゴリ:文芸(詩・短歌・俳句)(24/30)

清沢桂太郎詩集 浜までは : 清沢 桂太郎 | BookWay書店





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タイトル: 清沢桂太郎詩集 浜までは

著者: 清沢 桂太郎  書店: BookWay書店 

カテゴリー: 文芸(詩・短歌・俳句)
ページ数: 108
サイズ: A5

書籍形式








 


本の要約

私は高校生の時、国語の教師から「君は理系だネ」と言われましたが、何故か詩が書きたかったのです。しかし、大学生になって詩集を買ってはみましたが、何を言おうとしているのか分かりませんでした。その後、私は普通の多くの人達とは、極めて異なる道を歩むことになりました。
50代になった頃でしょうか、詩のようなものが書け、短歌も詠めるようになりました。しかし、世間に発表してみようという勇気はありませんでしたし、どこに寄稿したらよいのか分かりませんでした。
57歳になって、ある詩のグループと短歌の結社に作品を寄稿するようになりました。第一詩集を上梓したのは70歳の時です。それから、詩集を上梓したいという強い気持ちの中で、経済的に許す範囲で、第八詩集まで上梓することになりました。老いたからといって、遅すぎるということはないのです。

著者のプロフィール

清沢桂太郎(Keitaro Kiyosawa)

1941年 千葉県市川市に生まれる
1960年 市川高等学校(市川学園)卒業
1961年 大阪大学理学部生物学科入学
1965年 大阪大学理学部生物学科卒業  楠本賞を受賞する
1969年 大阪大学大学院理学研究科生理コース博士課程中退 理学博士 
1969年―2005年 大阪大学大学院基礎工学研究科、及び生命機能研究科に勤務
植物細胞生理学・植物生理学・生物物理化学・溶液化学を研究

所属   関西詩人協会  日本詩人クラブ  溶液化学研究会

既刊詩集
第一詩集 『シリウスよりも』(2012年 竹林館)        
第二詩集 『泥に咲く花』 (2013年 竹林館)
第三詩集 『大阪のおじいちゃん』 (2014年 竹林館)
第四詩集 『ある民主主義的な研究室の中で』 (2014年 竹林館)
第五詩集 『風に散る花』 (2015年 竹林館)
第六詩集 『臭皮袋の私』 (2016年 書肆侃侃房)
第七詩集 『宇宙の片隅から』 (2016年 書肆侃侃房)
第八詩集 『浜までは』 (2019年 BookWay)
第九詩集 『道に咲く花』 (2019年 BookWay)     
第十詩集 『若き日の悩み』 (2021年 BookWay)
第十一詩集 『生きる ―独創的な研究者を目指して』 (2022年 学術研究出版、BookWay)
第十二詩集 『八十歳を越えて』(2023年 学術研究出版、BookWay)

自然科学書 『細胞膜の界面化学』 (2020年 学術研究出版、BookWay)
      『溶液化学と物理化学から見た新しい生物学とその周辺の課題』(2022年 学術研究出版、BookWay)

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私たちは生きている。生きているとは、成長すること。成長するとは、年をとること。成長した時、自分はもう若くはないことを自覚する。そして、現実の問題として、死があることを知る。
私は問いかける。生きているとは、どういうことなのだろうかと。そして、自分に対して、「生きているとはどういうことなのだろうか」と問い続ける中で、詩が生まれた。
私の詩集は全て、「生きているとはどういうことか」という自分への問いに対して、その時点での自分なりの答えであったり、とまどいなのです。

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