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カテゴリ:文芸(小説・エッセイ・評論)(31/180)

これってオンナのたわごと? : 鯖江 友朗 | BookWay書店





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タイトル: これってオンナのたわごと?

著者: 鯖江 友朗  書店: BookWay書店 

カテゴリー: 文芸(小説・エッセイ・評論)
ページ数: 264
サイズ: A5

特記:

電子書籍(550円)は BookWay コンテン堂店 でお買い求めください。

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本の要約

第一話 春雨(散文詩)
「春雨やものがたりゆく蓑と傘」(与謝蕪村)
「春雨にしっぴり濡るる鴬の羽風に匂う梅ヶ香や 花にたわむれしおらしや 小鳥でさえも 一筋にねぐら定める木は一つ」(江戸時代、長崎の端唄)
春の雨は人や鳥までもおっとりさせるようです。

第二話 懸想
思いを懸けるとは(1) 恋い慕う。執着する。情をかけるという意味で、懸想すると使われますが、「母御に思いをかけ申す事よもあらじ」(謡曲の鳥追舟)にあるように、(2) 心配をかける。心配させるという意味でも使われます。(大辞林第三版)
どちらの用法でも、望ましいのは双方の思いが通い合うことです。

第三話 徒食
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」(川端康成の小説『雪国』の冒頭)
小説の主人公島村には妻子がいますが、無為徒食の生活を送っています。彼は親の財産を相続しているからです。彼は一人で雪国へ行き、温泉芸者の駒子に会います。
会うは別れの始めと言います。別れの後はただ食べるだけの生活をするのでしょうか。

著者のプロフィール

鯖江友朗(さばえともろう)
1952年、島根県浜田市に生まれる
2012年、定年退職
現在、神奈川県横浜市在住
趣味、酒、煙草、料理、月一の川崎競馬

他の著作
短編集『これってあり?』(風詠社 2012年)
編集『これでいいの?』(ブックウェイ 2013年)
短編集『これでもいいのかな?』(ブックウェイ 2014年)
中編小説『海軍と父と母…絆としがらみ」(ブックウェイ 2015年)
中編小説『これってオヤジのたわごと?』(ブックウェイ 2016年)
短編集『これって終活?』(ブックウェイ 2017年)
中編小説『漣の行方』(ブックウェイ 2017年)