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カテゴリ:歴史・哲学・地理・宗教(47/63)

古事記の神話 : 熊谷 保孝 | 学術研究出版





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タイトル: 古事記の神話

著者: 熊谷 保孝  書店: 学術研究出版 

カテゴリー: 歴史・哲学・地理・宗教
ページ数: 190
サイズ: A5

書籍形式








 


本の要約

『古事記』や『日本書紀』の神話の素材は、悠久の昔からの伝承もあれば、地球上の遥か彼方から伝播したものもあります。それらは長い歳月という「濾紙」で濾過されながら、残されたものです。われわれの祖先が、子孫のために遺そうとした叡智といえるでしょう。

それゆえに、日本の神話には日本人の思想の原点をみることができます。しかも、そこには現在のさまざまな問題を解決するカギが秘められていると思います。
現在のさまざまな問題の主なものは、近現代の生み出した「負の遺産」です。

近現代は、科学技術を発達させ、資本主義経済を発展させて、人々の生活を豊かにしました。しかし、反面、地球環境問題を引き起こしています。
また、民主主義の根底になる個人主義は、その行き過ぎから利己主義を増長させ、ロシアのウクライナ侵略や中国の覇権主義を生み出しました。

これら近現代が生み出した負の遺産を解決するヒントが日本思想の中にあると私は考えています。本書を執筆した所以です。


オホクニヌシの神(ダイコクさま、大国主神)の袋の中には何が入っているのでしょうか。答えは、「人の苦しみ」です。因幡のシロウサギを助けたこの神は、人の苦しみを取り除く神だったのです。これは本書の一例です。

著者のプロフィール

熊谷 保孝(くまがい やすたか)

博士(神道学)

【略歴】
昭和21年 兵庫県加西郡(現、加西市)に生まれる。昭和43年 國學院大學文学部史学科卒業 昭和49年 國學院大学大学院文学研究科博士課程単位取得 日本学術振興会奨励研究員(昭和49年度)武庫川女子大学非常勤講師(歴史昭和54年3月まで) 昭和54年4月〜平成23年3月 滝川中・高等学校、滝川第二高等学校教諭。この間、神戸学院女子短期大学、兵庫県立姫路短期大学非常勤講師。

【現在】
(一般社団法人)国家ビジョン研究会委員、神道宗教学会理事、日本政治経済史学研究所理事、摂播歴史研究会運営委員長、兵庫大学エクステンションカレッジ講師等。

【主要著書】
『日本古代の神祇と政治』(昭和52年、日東館出版)『歴史を考える』(昭和54年、日東館出版)昭和57年 『律令国家と神祇』(昭和54年、第一書房)『人類が生き残るには』(平成4年、国際図書出版)『日本上代の生死観』(平成21年、溪水社)『茶の湯―こころの歴史』(平成30年、一粒書房)『日本仏教は神道である』(平成31年、ブックウェイ)

【編書】
平成3年 『神道大系』神社編35(播磨・但馬)(神道大系編纂会)