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カテゴリ:研究・ノンフィクション(43/51)

民間レスキュー大国タイの広域的発展 : 中山 三照 | BookWay書店





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タイトル: 民間レスキュー大国タイの広域的発展

著者: 中山 三照  書店: BookWay書店 

カテゴリー: 研究・ノンフィクション
ページ数: 36
サイズ: A4

特記:

電子書籍(880円)は BookWay コンテン堂店 でお買い求めください。

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本の要約

東南アジアのタイといえば、観光大国としてのイメージがすぐに思い浮かぶが、実は世界で最も進んだ民間レスキュー大国でもある。タイが民間レスキュー大国へ成長した背景には、同国独自の歴史的背景が存在するが、タイは、公設レスキュー部隊が現在でも僅かな数である実情から、主要なレスキュー(緊急医療・緊急支援)活動は、主に華人系慈善団体のレスキュー部門に所属する民間レスキュー部隊がタイ全土を広域的に担っている。

本著では、タイ中部(チョンブリー県、ラヨーン県)やタイ北部(チェンマイ県、ウタラディット県、パヤオ県)など、主に、地方社会における民間レスキュー部隊或はボランティア主体のレスキューチームの活動事例について詳しく考察することにより、我が国においても公的補助金に極力依存せずとも災害発生時に活動可能な地域レベルにおけるレスキュー体制構築の将来的可能性について論じている。

著者のプロフィール

2006年、社会人大学院・大阪市立大学大学院創造都市研究科修士課程都市ビジネス専攻 (アジア・ビジネス研究分野) 修了 (修士: 都市ビジネス)。2007−09年、 京都大学キャリアサポートセンター キャリアリサーチディレクター (京都大学若手研究者キャリアパス多様化促進計画、KUCP)、2009−2012、タイ王国・ラチャプリュックカレッジ 国際リサーチセンター (IRC) 専任講師・兼任国際コーディネーター。現在、八洲学園大学市民フェロー(研究員)・兼任公開講座講師。その他、2005年−現在、大阪観光大学観光学研究所客員研究員及び京都大学生態学研究センター協力研究員、2001−03年、 LEADジャパン・プログラム奨学研修生 (現フェロー)、2006−07年、 京都大学環境報告書ステークホルダー委員会委員。

中山三照 (研究ブログ)
Mitsuteru Nakayama Research Blog
http://mnakaken.exblog.jp/

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私たち日本人にとって、タイは観光大国としての印象がとても強いようですが、実は世界で最も進んだ民間レスキュー大国としての地位を築いています。志の高い民間のレスキュー隊員やレスキューボランティアが、タンブン(徳を積む)の実践を目的に、24時間体制でタイ国内における緊急医療・緊急支援活動に従事しています。本著を読んでいただければ、観光大国タイのイメージから一味違った視点でタイ観光を新たに楽しむことができるでしょう。

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