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カテゴリ:芸術・芸能・語学(57/67)

英語の語彙学習 あの手この手 : 毛利 公也 | BookWay書店





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タイトル: 英語の語彙学習 あの手この手

著者: 毛利 公也  書店: BookWay書店 

カテゴリー: 芸術・芸能・語学
ページ数: 188
サイズ: A5

書籍形式








 


本の要約

第1章は聞いたり話したりするコミュニケーションのための語彙学習についてである。これまでの語彙学習、特に高校における語彙学習は、読みのためのものであったように思われる。国際化時代を迎え、オーラル・コミュニケーションという科目が登場して、聞いたり話したりする活動が盛んに行われるようになると、読むための語彙学習とは違った聞き・話すための語彙学習が必要になってきている。そこで、その問題点や学習法についてまとめてみた。

第2章、第3章は英字新聞を活用したリーディング学習について述べている。語彙を増やすためには、多くの英文を読むことが大切である。その意味で興味のある新聞記事を読むことは語彙力の強化に大いに役立つものと思う。

第4章、第5章では意味のネットワークを考えた語彙学習を取り上げている。単語をばらばらに孤立したままで覚えようとするのは能率的でない。語と語の様々な関係を考えてネットワークを作ることで、語に対する興味も高まり語彙力もついてくるのではなかろうか。

第6章はパズル・ゲームを用いた語彙学習を取り上げてみた。英語学習にあまり関心のない生徒にも、楽しみながら単語を覚えてもらおうという試みをいろいろ紹介している。福祉教育や環境教育は公民、保健、家庭などの教科・科目や総合的な学習などを中心に盛んに行われている。

第7章では福祉教育への英語科の取組、第8章では環境教育への英語科の取組をまとめてみた。それぞれの分野で特有の語彙が必要であり、その学習を考えねばならない。

第9章は語彙学習と密接な関係にある辞書学習についてである。語彙力をつけるには辞書に親しむのがいいと思う。ここでは高校入門期に学習すべき項目や留意点をまとめてみた。

第10 章は書くことの語彙学習との関連で、筆者のこれまでの自己研修を振り返り、英語日記や自由英作文などの学習へのヒントを考えてみた。

著者のプロフィール

毛利 公也(もうり きみや)

1944(昭和19)年4月8日 愛媛県生まれ
1967(昭和42)年 愛媛大学教育学部中学校教員養成課程卒業
1967(昭和42)年〜 愛媛県立新居浜工業高等学校勤務
1972(昭和47)年 広島大学大学院教育学研究科中途退学
1972(昭和47)年〜 愛媛県立三島高等学校勤務
1982(昭和57)年〜 愛媛県立新居浜西高等学校勤務
1994(平成6)年〜 愛媛県立川之江高等学校勤務
2005(平成17)年〜  英語科非常勤講師
(愛媛県立川之江高等学校、新居浜工業高等専門学校、新居浜市立船木中学校)
2010(平成22)年〜 愛媛県立川之江高等学校就職活動支援員
2014(平成26)年〜 愛媛県立川之江高等学校スクール・ライフ・アドバイザー
2015(平成27)年〜 著述業

著書

『高校生の留学と教育の国際化』(非売品)
『国際化をめざし生徒とともに歩む英語教育』(京都修学社)
『英語の語彙学習 あの手この手』(渓水社)
『ちりも積もれば―わが半生』第1巻(愛媛新聞サービスセンター)

論文

「日本文化と国際化教育」(第10回「金子賞」懸賞論文)
“International Understanding and Teaching of English: Contributions by Japanese Exchange Students, ”ARELE vol.1
 ほか