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カテゴリ:医学・歯学・薬学・看護・福祉(25/38)

歩行分析 シート式足圧センサーを用いた歩行分析に関する研究 : 村田 伸 | 学術研究出版





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タイトル: 歩行分析 シート式足圧センサーを用いた歩行分析に関する研究

著者: 村田 伸  書店: 学術研究出版 

カテゴリー: 医学・歯学・薬学・看護・福祉
ページ数: 182
サイズ: B5

特記:

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本の要約

歩行は、日常生活活動における最も基本的な動作であり、ヒトによる二足歩行は最も人間らしい動作ともいえます。ヒトの歩行は、姿勢の安定を維持しながら、最小限の重心移動と消費エネルギーで下肢の運動を繰り返し、身体を前進させる運動です。一見すると単純に見えますが、身体内部では神経系や感覚系、および筋骨格系の微妙な調整によって運動がコントロールされています。

現在の歩行分析に関する基礎的な研究は19世紀に始まりました。写真技術の発達による動作解析の進歩や各種計測器機の発達により、正常歩行や異常歩行に関する多くの研究が行われてきました。その方法には、ビデオカメラで動画撮影し観察による分析を行う主観的な方法と測定機器を用いた定量的な方法があります。ストップウォッチを用いた歩行速度の計測は、最も普及している定量的な方法です。このほか、3次元動作解析装置や3軸加速度計を用いた歩行分析、シート式足圧センサーを用いた歩行分析などが定量的な方法として行われています。

本書では、設置や移動が容易な薄型シート形状で、コンピュータと接続するだけのシンプルな構成のシート式足圧センサーを用いた歩行分析による研究を紹介しています。本文全体は9章からなっており、その中心は、筆者らが2004年に発表した研究から2017年に発表した研究まで、13年間に行った歩行分析に関する16の研究から構成されています。

本書「歩行分析:シート式足圧センサーを用いた歩行分析に関する研究」は、歩行分析をテーマにした卒業論文や修士論文、あるいは臨床研究を行うための入門書としてご活用いただくことを期待しています。

著者のプロフィール

村田 伸(むらた しん)

理学療法士、博士(心理学)、修士(看護学)
久留米大学大学院心理学研究科後期博士課程心理学専攻修了
佐賀医科大学大学院医学系研究科修士課程看護学専攻修了
姫路獨協大学医療保健学部准教授、西九州大学リハビリテーション学部教授を経て、現在、京都橘大学健康科学部教授