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カテゴリ:文芸(小説・エッセイ・評論)(23/180)

『薬子伝』−誇り高く美しく− : 萩乃 美月 | BookWay書店





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タイトル: 『薬子伝』−誇り高く美しく−

著者: 萩乃 美月  書店: BookWay書店 

カテゴリー: 文芸(小説・エッセイ・評論)
ページ数: 202
サイズ: 127×188

特記:

電子書籍(550円)は BookWay コンテン堂店 でお買い求めください。

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本の要約

平安時代初期、日本のクレオパトラと呼ばれた藤原薬子の物語。
6年ぶりに宮中へ上がった薬子は、娘に憎悪の眼差しを向けられる。娘にとって母薬子は恋敵なのだ。

第一章では薬子が娘との葛藤を通して、6年前に自分を貶めた相手を突きとめていく。
第二章はその相手と対峙し、決着へと導いていく章。
最後第三章は皇位を巡る争いに敗れ、都を離れた薬子の最愛の人・平城天皇との苦悩を描く。

著者のプロフィール

東京生まれ。現在神奈川県在住。
慶應義塾大学通信教育課程文学部卒業。
都庁を退職後、主婦をしながら古文書学を学ぶ。1990年代より執筆活動に入る。現在サイト運営中。
趣味:写真、旅行、エッセイ等
主な著書:「栄光のかけら」「薬子伝」他

「つれづれ紀行」
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/mizuki-h/

「ひとひらの雲」
http://blog.goo.ne.jp/shinori61

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 娘に付き添って宮中へ上がり、本来は娘の配偶となるべき平城(へいぜい)天皇の愛人となってしまった女性、薬子(くすこ)。そこに藤原氏同士の対立、公卿たちの思惑が絡み合う王朝の物語。
 韓流時代劇に見るような宮廷ドラマが日本にもありました。愛憎渦巻く宮廷の中で、こんなふうに愛せたら、そしてこれほどまでに愛されたら、そう思わせてくれる至上の愛の物語です。
 少し年増でちょっと気の強そうな、そしてダメンズウォーカー癖のある、あなたの大好きな女優さんを思い浮かべて読んでください。きっと何かが伝わる筈です。

 プロフィールには書きませんでしたが、数年前まで「古文書学会」の会員でした。還暦を契機に退会し、現在は日本文芸家協会の著作権管理委託者になっています。数少ない薬子の資料を最大限に生かした作品と自負しています。

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