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カテゴリ:文芸(小説・エッセイ・評論)(34/178)

さよなら 東京 : サハラ テツヤ | BookWay書店





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タイトル: さよなら 東京

著者: サハラ テツヤ  書店: BookWay書店 

カテゴリー: 文芸(小説・エッセイ・評論)
ページ数: 278ページ
サイズ: 128×188

特記: ISBN:978-4911449486

書籍形式








 


本の要約

短編小説、実存主義者カミュに関する批評会、手紙、随筆、歌謡詩(詞)集、音楽CD製作のドタバタ等、活字で表現したコングロマリット形式作品群です。オムニバス形式といえるかどうか。昭和中期の学生時代から平成コロナ感染症時代前頃の作品が掲載されています。山あり谷ありの時代でしたが気になったところから読み進めて戴ければ幸いです。
カミュについては大学の文学研究会サークルでの発表会の様子を文章化したものを、又手紙は若かりし頃の女生との交友関係について、歌謡詩(詞)集は平成の中期ころまでに書き溜めてあったものを、短編小説は学生時代に書いたものを掲載しました。中でも「黒猫」には朧気ながら心のどこかに“原罪”という言葉が書き手側にあったと思います。勿論読まれる方がどの様に読まれ解釈されるかは個人の問題です。最後の音楽CD製作発売迄の期間の長時間待たされる事の辛さは大変でした。彼氏や彼女を待たせるのもこんな気持ちになるのでしょうね。アルバイト日記と手紙の中には性に関する“なにこれ?”と思われる事も書かれています。現在の日本の教育ではどう取り扱われているのでしょう。当時は男女別教室での授業でしたが・・・。

著者のプロフィール

サハラテツヤ
昭和39年3月 千葉県立千葉東高等学校卒業 
昭和40年4月 東洋大学法学部法律学科入学 文学研究会在籍
昭和44年3月 同 上        卒業
昭和50年頃  横浜作詩研究会「いちい」会員
現 在    横浜市在住

主な作品
小説「哀愁のメヒコ」(紙書籍 風詠社 / 電子書籍 学術研究出版)
  ……メキシコに興味のある方はご一読を
短編小説・小論集「横浜カラス」(紙書籍 / 電子書籍 学術研究出版)
  ……横浜・熱海近傍での短編小説も掲載されています
CD「さよならレィニ―ステ―ション」(P&Mミュージックラボ)

著者からの書籍PR

昨今昭和100年、平和80年とか言われています。
当方、50代の終わり、60代の初め頃から世界旅行に明け暮れ、60代の終わり頃にCDを出し、小説「哀愁のメヒコ」を出したり「横浜カラス」を出したりしています。
残念なことにCDはCD製作に関わった人々の人名や所属会社等を入れた栞のようなものが無いという事でお蔵入りし、「哀愁のメヒコ」は出版して翌年頃新型コロナで大半の人たちが財布の口を固く閉ざしてしまい、「横浜カラス」は短編小説の中で「アンネの日記」の二の舞にならない様に願ったのですが、これもウクライナ・ロシア戦争やイスラエル・パレスチナ戦争が起きて、踏んだり蹴られたりといったところです。戦争は未だに収束していません。
今回は上記の両戦争を取り扱うつもりでしたが、戦争や宗教を取り扱うのには時期が悪すぎると考え、思い切って学生時代(昭和40年代)の頃から平成中期頃までに書き溜めてあった、短編小説や歌謡詩(詞)随筆、それに貴重な手紙等をオムニバス風に取りまとめ、下記の「さよなら東京」というタイトルにし、一冊にしてみた次第です。
同書に含まれている日記の中には男性の生理(夢精)や女性への憧憬も描かれています。また短編小説「黒猫」には旧訳に言うところの原罪ともいえるものも描かれています。
思春期の人間の教育にあって、男性の生理はどのように扱われているのでしょうか?女性には、医務室の先生や家庭の母親たちが話し合い解決すると思われますが男性ではどうでしょうか? かなり昔、フランスかどこかの映画で自慰にふけっている少年の映画を見たことがありますが・・・。
何れにしろ父親に相談したという事はなかったように思われます。
思春期の、例えば恋人同士の男女間ではどうでしょうか?きちんと理解し合い、話し合っているでしょうか?
人間も動物であるという事をいやでも思い知らされることでしょう。
男女がきちんと知識を持ち、納得し合えれば不幸な結果を招かなくて済むのではないでしょうか?互いの性差を理解出来れば、いたわり合い、かばい合い、慈しみ合う心、も持てるのではないでしょうか? 極端な犯罪に走るという行為も少なくなるのではと思うのですが如何でしょうか?
今回は問題を提起した次第です。
2025・11・28 サハラ

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