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カテゴリ:文芸(小説・エッセイ・評論)(61/126)

大いなるシステム〜遠い記憶の中に輝いていたもの〜 : 織田 銀河 | BookWay書店





電子ブック|詳細画面

タイトル: 大いなるシステム〜遠い記憶の中に輝いていたもの〜

著者: 織田 銀河  書店: BookWay書店 

カテゴリー: 文芸(小説・エッセイ・評論)
ページ数: 200
サイズ: A5

特記:

電子書籍(525円)は BookWay コンテン堂店 でお買い求めください。

書籍形式








 


本の要約

この本は著者が40年間の「記憶喪失」の中で現実に9年間を生きて来た体験をエッセイ風にまとめたものです。
勿論、すべてについては書き表す事は出来ません。表現についても、記憶が不自由な中での記載なので、実体験がうまく伝わるのかと言う不安は有ります。
長期間の記憶を失ってしまうと、自分自身が何者なのか、分からなくなってしまい、言語さえ分からなくなり、著者の場合は、思い出そうとする気力さえ失ってしまっていました。
その中で時間の経過と共に生命力が増して行き、意欲、集中力までもが回復に向かいました。
前頭葉委縮が起こってしまうと殆ど回復する事はないと言われている現在の医学の中でも、殆ど通常の人と変わらない状態まで回復し、この様な「本」まで書く事が出来る様になる可能性をすべての人が備えていると現在の著者は信じています。その様な著者が書いた記憶が正常ではない状態の日常生活の中に、通常の人には見えない、感じる事が出来ない、見事なシンクロ、因果律、意識、無意識を超えた「大いなるシステム」の世界、固定観念が有っては見る事も体験する事も出来ません。
その見事な世界への扉を開けて見て下さい。地獄の底から這いあがった著者はお薦め致します。

著者のプロフィール

本名:梶田 壽義 (かじた かずよし)
ペンネーム: 織田 銀河 (おだ ぎんが)
広島県豊田郡河内町に昭和22年10月2日 誕生

昭和38年、町立河内中学校卒業、三菱重工に入社後、研究、工作、設計、電気、電子制御、品質保証の部門を42年間にわたり勤務。
・ 平成16年2月通院中、運転中意識を失い、80メートルジャンプして道路沿いの川に墜落、怪我は無かったが4年間にわたる「うつ病」の為、退社を決意。
・ 精神科の主治医から、脳外科でのMRI検査を進められた結果、前頭葉委縮が判明、その時、余命2年と告げられた事を聞いてしまう。
・ 平成16年6月、全ての「記憶」を無くしている事に気付き、その日から、自分自身、自分の過去、自分の家族等について、調べ始める。
・ 平成17年、母から40年前の「業務改善提案」の賞金の話を聞かされる。当時一か月200件以上の「改善提案」の賞金を持ち帰っていた事を聞かされ、アイデアならまだ出せると思い、「実用新案、特許」の出願に取り組み始める。
・ 平成18年頃から外出が増え、過去の会社関係の友人に出会う事が多数起こり始め、過去の自分について情報を得る作業を行う様になり、記憶が少しずつ戻り始める。
・ 特許出願作業を行っている事が地域の発明研究会に伝えられ、入会の誘いを受け入会する事になる。
・ 平成21年、NHKから発明品展示会の取材許可を求めらるが打ち合わせの過程で「40年間の記憶を無くしている」話した事により取材対象が「記憶を無くした発明家」と変わり、11月に放映となる。
・ その後、蘇った記憶の一部に「死と生」について深い興味を持ち続けていた事が分かり、執筆に取り掛かる。
・ シンクロの現象が日常生活に頻繁に出始めていたので、是が大きな後押しの力になる。
・ 平成22年から「死と生」と言うタイトルで下書きを始めるが、途中、構成を始めからやり直し「大いなるシステム」にタイトルを変更する。
・ 16回の構成、編集を経て、平成24年11月自費出版に至る。
・ 読み返して見ると、言葉足らずの箇所が多く反省している
現在、今後は、四度の異常体験を元に切り口を変えもっと
深い思考を目指し、「いのち」の本質を明らかにしたい。

平成25年1月14日

IDEA総研
http://ideasouken.free.makeshop.jp/

著者からの書籍PR

この様に本まで出版していると「もう記憶は戻っているのでは?」よく聞かれます。しかし、長期的な記憶を失った場合、まず記憶が戻る事はない様です。医学的には「脳細胞」が損傷を受けているので現在の医学では手の付けようが無い様です。前頭葉に障害がある場合は特に。知識的にはかなり元の状態に近づいて来ましたが、感覚的な記憶は未だに殆んどは無くしたままです。その中で、9年間現実と幻覚の間で記憶力の乏しくなった状態を思い起こしながら書いた本です。「記憶喪失」と言う言葉がフィクションの世界のテレビや小説と現実の大きな違い、是非、扉を開けてみて下さい。
                織田銀河

著者のブログ

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