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カテゴリ:文芸(詩・短歌・俳句)(19/21)
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タイトル: 清沢桂太郎詩集 道に咲く花
著者: 清沢 桂太郎 書店:
BookWay書店
カテゴリー: 文芸(詩・短歌・俳句)
ページ数: 112
サイズ: A5
書籍形式
出版本
2,420円
本の要約
私は喜寿(77歳)を前にして、私の詩に対する能力の限界を感じ始めました。経済的にも強い制約がかかり始めました。この辺で、これまで私が発表してきた作品の中から選んだ作品を中心に、それらをいくらか添削したり、新たな作品を数篇加えて、私の詩作という一つの文学活動のまとめをしてみようと思い立ちました。それが、第九詩集です。
詩人の中には、喜寿を超えてもまだ旺盛に詩作を取り組んでおられる方々がおられます。これは持って生まれた能力ですので、仕方がありません。私は喜寿で、自分の人生の文学での一つの区切りをつけようと思いました。
著者のプロフィール
清沢桂太郎(Keitaro Kiyosawa)
1941年 千葉県市川市に生まれる
1960年 市川高等学校(市川学園)卒業
1961年 大阪大学理学部生物学科入学
1965年 大阪大学理学部生物学科卒業 楠本賞を受賞する
1969年 大阪大学大学院理学研究科生理コース博士課程中退 理学博士
1969年―2005年 大阪大学大学院基礎工学研究科、及び生命機能研究科に勤務
植物細胞生理学・植物生理学・生物物理化学・溶液化学を研究
所属 関西詩人協会 日本詩人クラブ 溶液化学研究会
既刊詩集
第一詩集 『シリウスよりも』(2012年 竹林館)
第二詩集 『泥に咲く花』 (2013年 竹林館)
第三詩集 『大阪のおじいちゃん』 (2014年 竹林館)
第四詩集 『ある民主主義的な研究室の中で』 (2014年 竹林館)
第五詩集 『風に散る花』 (2015年 竹林館)
第六詩集 『臭皮袋の私』 (2016年 書肆侃侃房)
第七詩集 『宇宙の片隅から』 (2016年 書肆侃侃房)
第八詩集 『浜までは』 (2019年 BookWay)
第九詩集 『道に咲く花』 (2019年 BookWay)
第十詩集 『若き日の悩み』 (2021年 BookWay)
第十一詩集 『生きる ―独創的な研究者を目指して』 (2022年 学術研究出版、BookWay)
第十二詩集 『八十歳を越えて』(2023年 学術研究出版、BookWay)
自然科学書 『細胞膜の界面化学』 (2020年 学術研究出版、BookWay)
『溶液化学と物理化学から見た新しい生物学とその周辺の課題』(2022年 学術研究出版、BookWay)
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私たちは、生まれ、成長し、幼年期、思春期、青年期、壮年期を経て、老年期を迎えます。この間に私たちを取りまく様相は変化し、私たち自身もいろいろな経験を積むと、見えてくる景色も、若い頃とは異なって見えてきます。
私たちの存在とは何か。私たちの実存とは何か。本詩集は、子どもの頃から神経質で、内向的で、悩み、苦しみの多かった一人の人間の喜寿(77歳)を過ごしつつある年で、詩をいう文学の一形式でまとめてみた感慨です。
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