外国語の書籍を扱っています。
BookWay書店 外国語版 : 外国語の書籍を扱っています。
ログイン 又は 会員登録
会員登録
会員登録をせずに紙書籍を購入する
書店内キーワード検索
はじめてのお客様へ
電子ブック|詳細画面
カテゴリ:医学・歯学・薬学・看護・福祉(2/2)

Thyroid FNA Cytology: Differential Diagnoses and Pitfalls : 編集: 覚道健一、劉志艶、廣川満良 | BookWay書店 BookWay書店 外国語版





電子ブック|詳細画面

タイトル: Thyroid FNA Cytology: Differential Diagnoses and Pitfalls

著者: 編集: 覚道健一、劉志艶、廣川満良  書店: BookWay書店 BookWay書店 外国語版 

カテゴリー: 医学・歯学・薬学・看護・福祉
ページ数: 336
サイズ: B5

書籍形式








 


本の要約

2017年に甲状腺腫瘍分類(WHO分類)が出版され、大きな変更が予定されています。今までは、良性と悪性の2者択一で、その中間的性格の腫瘍は、良性/悪性の診断不一致、過剰診断/過剰治療の元凶となっていました。これを改善すべく、第4版WHO分類では、境界悪性/前癌病変(前駆病変)の概念を取り入れました。本書『Thyroid FNA Cytology: Differential Diagnoses and Pitfalls』は、はこの変更点を先取りした最初の教科書です。NIFTP、硝子化索状腺腫/腫瘍などの前駆病変をどのように細胞診に取り入れ、診断するか、世界に先駆けて解説しています。鑑別困難は、今まで良性/悪性の区別が困難な、困りものの診断カテゴリーと説明されていました。これから鑑別困難の役割が重要となり、境界悪性/前癌病変(前駆病変)に対応するカテゴリーと変更されます。

本書の写真は世界のどの教本にも負けない質と量を誇っています。またパパニコロウ標本だけでなく、ギムザ、ディフクイック、HE染色、LBC標本など多彩な標本に対応を目指しています。日常遭遇する診断困難例、落とし穴、稀な疾患の解説や、鑑別診断の解説とともに、皆様の日常診断に役立ってくれることを願っています。

今まで甲状腺細胞診について、英語、日本語の教科書が多数発行されていましたが、日本語のものは、海外で作成された診断様式の翻訳書であり、英語の教科書は海外から輸入された教本でした。本書『Thyroid FNA Cytology: Differential Diagnoses and Pitfalls』は、アジアから発信された、英語で書かれた、初めての甲状腺細胞診の教科書です。アジアでの甲状腺細胞診の実際は、欧米で行われている診断様式、臨床的対応などと異なる、若干の独自性が含まれています。そのため、文献でみると、手術例における癌の確率が欧米の報告とアジアからの報告は大きく異なり、比較が困難でした。この差異の起こった理由について知っていただくことも重要と考え、多くの紙面を割いて、差異の原因となった文化的背景を解説しています。

著者のプロフィール

Kennichi Kakudo, MD, PhD, FIAC is a Professor Emeritus, Wakayama Medical University, Japan and was a chairman of Human Pathology, Wakayama Medical University (1990-2011), and currently a visiting professor of Kindai University, Japan. He was a member of board of directors of the Japanese Society of Pathology (JSP) and was an author of the 4th edition of WHO classification of thyroid tumors. He developed his research interests in cytology and was on a member of board of directors of the Japanese Society of Clinical Cytology (JSCC) (1998-2013) and was a chairman of cytopathologist society in JSCC (2011-2013). He has more than 200 research publications in English including more than 100 in thyroid and parathyroid diseases. He was a committee member of the Japanese Thyroid Association (JTA) and introduced a reporting system for thyroid cytology recommended by JTA in English.

BLOG
http://www.kakudok.jp/english/