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カテゴリ:地域誌・民俗研究(1/5)

おうみ草子―湖国の人と暮らし、風土 : 藤田 佳信 | BookWay書店





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タイトル: おうみ草子―湖国の人と暮らし、風土

著者: 藤田 佳信  書店: BookWay書店 

カテゴリー: 地域誌・民俗研究
ページ数: 236
サイズ: 127×188

特記:

電子書籍(330円)は BookWay コンテン堂店 でお買い求めください。

書籍形式








 


本の要約

「おうみの国(滋賀県)」には真ん中に、とても大きな湖があります。びわ湖です。県面積の、およそ6分の1を占めるそうです。湖国の住民は、その周縁に暮らしていることになります。
湖は、ただそこにある、だけではありません。表から見えるのは、平らな水の広がりだけです。でも湖はあれほど広々としていますから、水面下の、湖水の体積や重量、「生命力」がとてもスケールの大きなものだ、という事は、想像に難くありません。
夏場、北湖は水面から湖底へ三つの水温層に分かれます。三つの水層では、魚など、それぞれの環境に適した生物が活動しています。多くの生命を宿す、びわ湖自身が、まるで巨大な「生き物」みたいに存在しているのです。
びわ湖の、「深呼吸」について人は語ります。北湖では真冬に、冷却された表層の水が深い湖底へと沈み始め、春先には山からの雪解け水も河川から流れ込み、浅い湖岸から深い湖底へと沈みます。水が循環し、酸素も深い水層へ供給され、湖底の生物を元気にしています。
ものの本によれば、私が住む甲賀の地は、太古にはびわ湖の水底だったとのこと。そうです、びわ湖は、移動しています。大昔に、お隣の伊賀と甲賀の県境辺りで生まれ、気の遠くなるほどの年月をかけて北上しているのです。今も、わずか数センチ単位で北へ。
大きな湖が真ん中にあるために、交通は不自由になります。対岸へ行くのに、湖をぐるりと回らなければなりません。湖が荒れることもあります。湖の上には家やビルを建てられないし、開発ができません。その一方で、周縁の住民は、豊富な水と湖の幸、美しい景観などの恩恵を受けながら、日々暮らしています。遠い昔から今に至るまで。

本書は、新聞連載のエッセイ100編を収録しています。エッセイは、2006年5月〜2009年1月までの2年9ヶ月間、毎水曜日に掲載されました。湖のずっと南に住みながら、びわ湖とその周縁(湖東・湖西・湖南・湖北の各地)へ探訪に出かけ、そこで見聞きしたことをエッセイに書きました。変化に富む湖国の人と暮らし、風土をテーマにして。

著者のプロフィール

1950年、京都市生まれ。
京都府立医科大学准教授(英語英米文学、文芸創作論)。

著書に『司馬遼太郎とその時代』(上・下巻、延吉実名義、青弓社)など多数。
共訳書に『ロシア紀行』(ジョン・スタインベック全集第14巻所収、大阪教育図書、日本翻訳出版文化賞)。
新刊に『「ネイティブ発音」科学的上達法―おどろきのストレッチ式発声術』(講談社ブルーバックス)、『関西ぶらり探訪』(ブックウェイ)、『おうみ草子―湖国の人と暮らし、風土』(ブックウェイ)。

趣味・鳥獣救護ボランティア。