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カテゴリ:研究・ノンフィクション(5/12)

不思議な算数 ―センス・オブ・ワンダーと算数数学― : 小西 豊文 | 学術研究出版





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タイトル: 不思議な算数 ―センス・オブ・ワンダーと算数数学―

著者: 小西 豊文  書店: 学術研究出版 

カテゴリー: 研究・ノンフィクション
ページ数: 130
サイズ: 127×188

特記:

電子書籍版は BookWay コンテン堂店 でお買い求めいただけます。

書籍形式








 


本の要約

本書は、算数の不思議さや面白さを、主に、小学校・中学校(数学)の教員及び教員を目指す皆さんに、さらに、小中学生のお子さんをもつ保護者の皆様と小中学生の皆さん方にも是非、伝えたいと考え、筆者が48年間の教員経験の中で学んだこと、考えてきたこと、実践してきたことの集大成として、教員養成学科における「算数概論」の講義の一部をまとめたものであります。

「算数概論」は、教員免許の必修科目で、算数数学の教材研究力を養う目的があり、その中で、「センス・オブ・ワンダー」(神秘さや不思議さに目をみはる感性)を育むことを目指し、技能重視の算数数学から脱却し、「算数数学が不思議である」と感じさせるような「方向性」のある講義や授業が、これからの算数数学教育で大切にすべきだと提案しています。

 内容としては、不思議さを身近なものとして実感させるよう個々の事象を深く追究していきます。例えば、1〜9までの異なる4つの自然数を使った場合、四則演算や( )などを駆使して10になる式が必ず作れること、蜂の巣の部屋が六角形なのは敷き詰められる形の中で、最も広くなるという自然の中に潜む事象に数学的な意味があること、数量が増え続ければ必ずある数に到達すると考えてきた事象が、あるところで止まってしまうという増え方もあること、三角錐・球・円柱(立体)の体積や表面積には、美しい比率(きまり)が潜んでいること、皆既日食には特別な不思議さが隠れていること等を人物の観点、事象の観点、実演の観点から迫り、それぞれの不思議さを感じさせました。
それらの不思議さを実感した人々は「イッツアメージング!」と叫ぶことでしょう。
そして、読者の皆さんに、育みたいものは「センス・オブ・ワンダー」なのです。その感性は、きっと新しい算数数学教育の構築という芽を出すはずだと期待しているのです。

著者のプロフィール

1949年大阪市生まれ。
大阪教育大学(小学校教員養成課程数学科)卒業、兵庫教育大学大学院(教育方法研究科)修了。

大阪市の小学校教員・教頭・首席指導主事・校長など歴任。芦屋大学・大阪成蹊短期大学・大阪大谷大学・甲南女子大学・同大学院を経て、2019年3月退職、現在学校法人常磐会学園評議員。
この間、文部科学省「小学校学習指導要領解説算数編」(平成11年版・平成20年版)の作成協力者。算数教科書「わくわく算数」(啓林館)編集委員・顧問を務める。

主な著書は、単著「子どもが飛びつく算数面白物語」(明治図書)、「小学校教育課程講座算数」(ぎょうせい)「小学校算数授業力をみがく」(啓林館)、共著「子どものキャリア形成」(幻冬舎新書)、監修「表・グラフのかき方事典」(PHP研究所)など多数。
2016年度兵庫教育大学嬉野賞受賞。