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カテゴリ:研究・ノンフィクション(20/51)

ファンタジーの七つの時代 : ピーター・ミルワード(小泉 博一訳 田邊久美子訳・注) | BookWay書店





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タイトル: ファンタジーの七つの時代

著者: ピーター・ミルワード(小泉 博一訳 田邊久美子訳・注)  書店: BookWay書店 

カテゴリー: 研究・ノンフィクション
ページ数: 90
サイズ: A5

特記:

電子書籍(692円)は BookWay コンテン堂店 でお買い求めください。

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本の要約

著者ピーター・ミルワード氏は『ファンタジーの七つの時代』において、イギリス文学におけるファンタジーの伝統を、西洋の歴史をたどりながら探求しています。
本書は以下の各章で構成されています。

プロローグ ファンタジーという別世界
第一章 創造と壊滅のファンタジア
第二章 神話のふるさと
第三章 妖精物語のファンタジー
第四章 聖杯探求
第五章 ルネサンス・マジック
第六章 楽園喪失から新しきエルサレムへ
第七章 ナンセンスの世界
エピローグ 現実への回帰

『ロード・オブ・ザ・リング』や『ナルニア国物語』、『不思議の国のアリス』など、今日、映画化されて人気のある、有名なファンタジーの作品も登場します。こういったファンタジーが、イギリスという国で育まれた文化・宗教を背景にしていることについて、本書はわかりやすく解説しています。また、英文学研究者の方だけでなく、幅広い層の読者の方に親しんでいただけるよう、各章の人物・歴史的事項・作品に関する注が訳者によって付けられています。

著者のプロフィール

ピーター・ミルワード
イギリス人イエズス会神父。上智大学名誉教授。
1925年10月12日、ロンドンに生まれる。ウィンブルドン高等学校で学ぶ。
1943年、イエズス会に入会。
1947〜50年、オックスフォード大学ヘイスロップ・カレッジで哲学を学ぶ。
1950〜54年、オックスフォード大学で古典と英文学を学ぶ。
1954年、来日。1957〜61年、東京で神学を学ぶ。1960年、司祭に叙任される。
1962年〜 上智大学で特にシェイクスピアを教える。
著書、編著は約370冊に及ぶ。ルネサンス・インスティテュート、チェスタトン協会、
日本ホプキンズ協会の創設者。
最近の著書に、『西洋の女性像』(BookWay)がある。


訳者のプロフィール

小泉 博一 (こいずみ ひろいち)
1942年山口県生まれ。南山大学文学部英文学英語学科卒業。元京都工芸繊維大学教授。
主な著書『イギリス桂冠詩人』(世界思想社)、『イギリス文学カレント・トピックス』
(鳥影社)。主な共著『イギリス詩を学ぶ人のために』(世界思想社)『イギリス文化を学ぶ人のために』(世界思想社)『表現と癒し』(至文堂)。訳書にイヴリン・ウォー著
『一握の塵』(山口書店)ピーター・ミルワード著『童話の国イギリス』(中公新書)、他。


田邊 久美子
同志社大学文学部英文学科卒業。大阪大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了。大阪大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程単位取得満期退学。主な共著に『イギリス文化を学ぶ人のために』(世界思想社)、『文学とサイエンス―英米文学の視点から』(英潮社フェニックス)などがある。

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『ロード・オブ・ザ・リング』や『ナルニア国物語』など、大人気のファンタジー作品はどのような背景で生まれたのでしょうか?シェイクスピアの作品はなぜ今も私たちの心を捉えるのでしょうか?本書は、ギリシャ・ローマの神話から、妖精物語、アーサー王伝説、ナンセンス文学、また、ウォルト・ディズニーまで網羅し、ファンタジーの源を探求しています。

著者のブログ

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