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カテゴリ:法律・社会科学・心理・教育(61/70)

経済入門TEXT 講師用解説書 : 福本 章 | 学術研究出版





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タイトル: 経済入門TEXT 講師用解説書

著者: 福本 章  書店: 学術研究出版 

カテゴリー: 法律・社会科学・心理・教育
ページ数: 98
サイズ: B5

書籍形式



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本の要約

本書は、経済学部ではない学生が、大学の教養科目として半年で学ぶ為のテキスト回答集です。したがって、大学生活において、この授業中だけを経済学の学習時間に使用するであろう学生を対象に、大学の15コマ分の授業を想定したフェーズで、経済の現実問題に焦点を当て、学修することを目的とした内容です。
本来、大学で学ぶ経済学は、様々な理論や数式がたくさん出てきます。第一に「経済はどうやって成り立っているのか」、第二に「各人は、どう行動すれば効率的に資源を配分できるのか」、第三に「価格はどのように決まるのか」、この三点について理論的に証明していくことが一般的です。したがって、高校の社会科の教科書や、大学の一般の経済学の授業では、実は、マネー経済についての記述は、軽視されているか、テキストに記述がほとんどありません。しかし1993年、イギリスという一国家は、ジョージソロス個人によって、デリバティブ取引によるマネーゲームで破綻寸前までに追い込まれました。また、経済学の理論の頂点でもあるノーベル経済学者2人がチームで臨んだファンドが、1997年、破綻寸前まで追い込まれました。マネー経済がもたらす経済変動の側面は、それほど複雑で、多面性を併せ持っています。
本書は、経済学部ではない学生が受講することを想定しているからこそ、現実の経済問題、社会問題に対処するための知識を習得することを意識した内容となっています。

著者のプロフィール

福本 章(ふくもと あきら)

大阪成蹊大学芸術学部准教授、ラーニングコモンズ副センター長、高等教育研究所主任研究員、芸術学部キャリア教育委員長。岡山大学修士(経営学)。大手生命保険会社営業管理職、専門学校理事を経て現職。研究領域はキャリア教育、初年次教育、組織経営、人的資源管理。主な論文に「大阪成蹊大学芸術学部における初年次教育から始まる質保証の考察」大阪成蹊大学紀要,第3号,155-169.(第一共著者, 2016)がある。