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カテゴリ:法律・社会科学・心理・教育(20/53)
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タイトル: 保育思想の持田栄一 近代・宗教・公共性
著者: 吉田 直哉 書店:
学術研究出版
カテゴリー: 法律・社会科学・心理・教育
ページ数: 112
サイズ: 新書判
書籍形式
出版本
1,815円
本の要約
早世した孤高の教育学者・持田栄一は、その晩年、保育研究に注力していた。近代公教育制度を変革することをライフワークとした彼は、近代教育の矛盾が保育に凝縮されていると考える。西洋近代を乗り越えるため、持田は、仏教思想を拠りどころとし、保育を〈市民〉の手に取りもどそうとする。未完のまま残された彼の遺稿を読み解き、彼の保育思想が今なお脈動をつづけていることを確かめる。難解で知られる「持田理論」の最終到達点へ、あらゆる世代の読者を導く、はじめての持田栄一入門。
著者のプロフィール
1985年静岡県藤枝市生まれ。2008年東京大学教育学部卒業。2010年同大学院教育学研究科修士課程修了、2013年同博士課程中退。博士(教育学)、保育士。
2022年より、大阪公立大学大学院現代システム科学研究科准教授。専攻は教育人間学、保育学。
主著に『「伝えあい保育」の人間学:戦後日本における集団主義保育理論の形成と展開』、『平成期日本の「子ども中心主義」保育学:1989年幼稚園教育要領という座標系』、『〈子ども〉というコスモロジー:ポストモダン日本における問題圏』(いずれもふくろう出版)がある。
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